朝倉喬司=著
カバー+帯デザインです。
1968年、高度経済成長期最中の日本で、
19歳の永山則夫による連続ピストル射殺事件という、
それまでに類を見なかった少年犯罪がおきた。
逃亡しながら東京、京都、函館、名古屋で起こした
事件のすべてが行き当たりばったりの犯行だった。
死刑執行まで獄中で創作活動を続けた永山は、
犯行当時を思い、何から逃げていたのか。
事件の足跡を丹念にたどり、急速度で都市化が進んでいった
60年代の日本を背景に、ひとりの少年が抱えた闇に迫る。
(カバー表4より)
カバーには、実際に犯行に使われたピストルの
写真をあしらいました。
(F)