竹尾さんから長3サイズの封筒が送られてきました。
開けてみると3枚のファインペーパー。
組み立てて写真を撮ってみました。
地面:ハンマートーンGA 苔
家の壁:トラックGA スノーホワイト
屋根:OK ACカード まあか
平面から簡単な組み立てで立体になり
紙の素材もよく活かされています。
「これ、誰がデザインしたの?」でしょうね。
印刷はグリーンの紙にホワイト1色のみ。
ホワイトの印刷がキレイすぎて
白ヌキみたいです。
竹尾 見本帳本店2F
6月29日(火)〜7月30(金)
(F)
竹尾さんから長3サイズの封筒が送られてきました。
開けてみると3枚のファインペーパー。
組み立てて写真を撮ってみました。
地面:ハンマートーンGA 苔
家の壁:トラックGA スノーホワイト
屋根:OK ACカード まあか
平面から簡単な組み立てで立体になり
紙の素材もよく活かされています。
「これ、誰がデザインしたの?」でしょうね。
印刷はグリーンの紙にホワイト1色のみ。
ホワイトの印刷がキレイすぎて
白ヌキみたいです。
竹尾 見本帳本店2F
6月29日(火)〜7月30(金)
(F)
サッカーボールって、絵にするの難しいよね。
黒の五角形と白の六角形にするのが無難だけど、
それだと、なんか古くさいじゃない?
W杯公式球を描いてみたけど期間限定だな。
イマドキのイラストレーターはどうしてるのかな。
回転してる表現で模様が見えないのはダメだよ。
なんたって、イマは「無回転」だからさ。
ム・カ・イ・テ・ン!
無回転、蹴れたらモテるだろうな〜。
でも披露するところがないよね。
大きなゲーセンとかにないの?
「無回転バー」ってあったら行ってみたいよね。
なんでバーなのかは、わかんないけど。
蹴ったあとでスロー再生で見せてくれるの。
「あ〜、ゆれてる〜」とか、「落ちたゼ〜」とか。
盛り上がるよね? でも、長続きしないかな。
「いや〜、最初は良かったんだけど、客の回転が悪くてサ。
なんてったって “無回転” なんで。」
笑えないよね。「無回転」は飲食店じゃ使えないわ。
あとさ、本田がFK決めたとき手袋してたね。青い手袋。
え? グローブって言うの?
今度の冬さ、高校サッカーとかで手袋流行りそうだよね。
え、グローブ?
プレーヤー全員手袋しててさ。みんなキーパーみたいで
まぎらわしいなー。 とかさ。
キーパーって言えば川島。
PK止められそうで惜しかったねー。
地面叩いて悔しがってたな。 あれも流行りそうじゃない?
悔しいときに下向いてさ、床をさ、机でもいいんだけど
高速で4回くらい叩くの。 高速がポイントだかんネ。
あと、NHKの解説者。おもにJとか、元Jがジャケットの襟に
シルバーのバッジ付けてるよね。PUMAとかadidasの。
NHKもあそこまではOKなんだな。
アレ、気になんない? なんか見ちゃうんだよね〜。
このJリーガーはPUMAと契約してるんだ。てね。
なんか顔よりも、ずーっとバッジ見ちゃうんだよね。
ずーっとだよ。 ずーーーっと。
バッジ付けてない解説者見るとさ、この人いい人だなあって
何故か思うんだよね。 ナ・ゼ・カ!
それとさ、やっぱ岡ちゃんだよね〜。
え? もういいって?
なんか止まんなくてさ〜。
………。
(F)
photograph:malpu design
19日16:00~19:00。(夕方4時から!!)
マルプファミリーのイラストレーター他
総勢40人が椎名町に集い、大宴会が催されました。
日本図書設計家協会のデザイナー、イラストレーターも
数名参加。デザイナーに売り込みをする
イラストレーターもあちこちに。
イベント慣れしたマルプデザイン・スタッフは
クルクルとよく動きまわります。
会の準備をしてくれただけで充分です。
ほっておいても勝手に飲んでいる面々です。
次回はそんなに気を使わずにゆっくりと飲んでください。
最後はサプライズで “流しの紙芝居師”
イラストレーター・いづみ朔庵さんの
『でんせんたろう』でおおいに盛り上がり
お開きとなったとさ。
(F)
『装丁の仕事174人』カバー用紙の開発の苦労話などが
『デザインのひきだし10』の「タテ・ヨコ・ナナメ!
デザイン談義」の記事になりました。
見出しに名前が載っていますが、
日本図書設計家協会の出版委員を代表して
インタビューを受けたためです。
ひきだしさん、ありがとうございました。
毎回スゴイ『デザインのひきだし』ですが
まるで対極のiPadの発売に合わせたかのような
特集は、凸版・活版印刷!
表紙はふわふわな「クッション紙」に凸版・活版で
3度刷りの圧倒的な存在感。
画像ではわかりません。ぜひ実物をお手にとりください。
実戦にも役立つ活版トライアルもよく考えられていて
資料としても貴重なモノになっています。
「スパイ・ノート」付き
グラフィック社 本体2,000円 発売中
(F)
「ニーチェ 道をひらく言葉」野田恭子訳(イースト・プレス刊)
・カバー → TS-7(N-9)
・帯 → キュリアスメタル(ホワイト)
・表紙 → TS-6(R-5)
・見返し → Mag100(プレーン)
・化粧扉 → ファーストヴィンテージ(アッシュ)
今回は時間も予算も余裕のある楽しい仕事でした。
イースト・プレスの編集長Hさんと担当編集者のHさんに
感謝しつつ、テスト印刷と色校の数々をお見せしましょう。
カバーのラフを7案ほど煮詰めていって、
たどり着いたのはガラースフレークのギラギラ感が独特な高級紙、
「ミランダ」のあい色を使用することでした。
そこで問題になったのがバーコード。
「ミランダ」の “あい” は濃い色なのでバーコードの
地色の白のために、白インキや白箔、シール貼りを検討…。
と同時に白い用紙に濃〜い藍色を刷る方向を
テスト刷りすることになりました。
1.テスト印刷はタイトルの「ニーチェ」の部分のみ各種加工。
用紙はミランダ(スノーホワイト)に2色+グロスニス。
[右・上から下へ]
・加工なし
・白箔(ノセ)
・白箔(ヌキ合わせ)
・パール箔(ノセ)
・パール箔(ヌキ合わせ)
2.用紙を「キュリアスIR」にしたもの。
同じく「ニーチェ」の部分のみ各種加工。2色+グロスニス。
[右・上から下へ]
・加工なし
・白箔(ノセ)
・白箔(ヌキ合わせ)
・パール箔(ノセ)
・パール箔(ヌキ合わせ)
テストでは、白箔もパール箔も予想ほど効果が出ず…。
よって特色2色を調整して、バーコードのために
スミを加えた3色で色校を出すことになりました。
用紙もミランダ以外は再検討して、TS-7(N-9)と
キュリアスメタル(ホワイト)の3紙校正。
[上から下へ]
・キュリアスメタル(ホワイト)
・ミランダ(スノーホワイト)
・TS-7(N-9)
いい色が出ました。3者3様。どれも単体で見るとイイ感じです。
紙の力は大きいなあ。
結果はTS-7で全員一致。仕上がりは一番上の最初の写真です。
TS-7に濃い色を全面に刷った感じが新鮮です。
ニスとあいまって光沢が布のよう。
おかげさまで実物を手に取って欲しい装幀になりました。
感謝!
(F)
6月4日夜、日本テレビ系で放送された
「ビートたけしと7人の賢者〜未来への選択 人類は滅びるしか
ないのかSP」にロンドン在住のジャーナリスト、
フレッド・ピアス氏が出演しました。
(写真・左)が紹介されました。
著者名のところなどアミ点が見えるほど、ドアップになったのは
良かったのですが、ナレーションでもスーパーでも
書名が出なかったのが残念。ま、見ればわかりますけどね。
コチラでも紹介していますのでご覧いただけましたら幸いです。
番組では温暖化、人工肉、宇宙野菜、ナウルの悲劇など…。
7人の賢者とゲストは必要だったのか?はともかく
ドキュメンタリー部分は世界各地スケールも大きく良かったです。
“苦い水”と“甘い水”(観ていない人には分かりませんね、すみません。)
にはとても考えさせられました。
上写真・右は同じくフレッド・ピアス氏の
イラストは、TBS「ニュースX」のオープニングでもおなじみの
旅人イラストレーター・下田昌克さん。
著者は、自分が買ったモノがどこで作られ、
どこに捨てられるのかを検証するためにに世界へ旅だちます。
「コーヒー」の章では、タンザニアはキリマンジェロに飛びます。
生産者に会ったピアス氏は「あなたたちの作るコーヒーが好きで
もう何年も愛飲していますよ」と握手を交わすつもりでした。
だが、しかし農民たちはロンドンでコーヒーが幾らで売られているかを
知っています。フェアではないという怒りのほうが大きかったのです…。
他に取り上げているのは、パソコン、携帯電話、ビールの缶、
ジーンズ、Tシャツ、古紙などなど…。
興味があったら、どこか1章だけでも読んでみてください。
デザインで関わったということも当然あるのですが
本当に読むべき本だと思います。よろしくどうぞ。
(F)
左がカバー、右は表紙。
「小さな会社が中国で儲ける方法」仲谷幸嗣著です。
装幀を手掛けました。
題名の通り中国でビジネスをする人のための入門書。
中国人が読んだら気分を害するようなことや
実際に中国で会社を設立した経験、同業者の失敗も成功も
惜しみなく公開しています。
親戚のおじさんが親切に相談に乗ってくれるような本です。
ビジネスに直接関係ない話で印象に残ったのは……
中国のオフィス・ビルのエレベーター管理状態は
良くないらしいです。ワイヤが切れて人が乗っているカゴが
落下することが時折あるとか。え?
(メカニカルロックで途中で引っかかるそうですが…)
観光で高級ホテルに泊まる日本人の常識では考えられない
トイレ事情なども丁寧に教えてくれます。
自分は今のところ中国でビジネスを始める予定は
ありませんが、興味深く読めました。
将来中国人を雇ったり、一緒に働いたり
しないとも限らないしね。
好評発売中!
(F)
GALLERY DAZZLE開催中の展示は
老若男女世界文学選集挿画展 Vol.3「猫のゆりかごを描く」です。
カート・ヴォネガットのSF小説「猫のゆりかご」の
装画・挿画を12人のイラストレーターが描き下ろし、
ご存知、清水良洋氏とマルプデザインSTAFFが
文庫本の装幀に落とし込みました。
同じ小説を素材にしているのにイラストのテーマが
こうも変わるのかと、バラエティさを楽しめます。
そしてマルプデザインの華麗な包丁さばきにご注目あれ!
それにしても、清水君はあいかわらず精力的に
展示会に取り組んでいますね。
彼の人柄で多くのイラストレーターや仲間たちが
集ってくるのでしょう。
6月13日(日)まで。
(F)