2012年1月30日月曜日

石岡瑛子さん



ニューヨークで興行中のミュージカル
「スパイダーマン」は、ミュージカル史上最高の
約54億が投入されているそうだ。
衣装デザインを手掛けている
石岡瑛子さんは、その中の蜘蛛女のコスチュームを、
“歴史上もっとも複雑な衣装”、“もっと良くなる” と
NHK「プロフェッショナル」
(今日「再放送」があります)で語っていた。
約一年前のことだ。

石岡瑛子さんが亡くなった。
“死ぬまで目隠しした馬のように走るのだろう” と
言っていた石岡さんがだ。


写真右から、
NUBA』レニ・リーフェンシュタール写真集(企画構成=石岡瑛子)
私デザイン』(著者・装幀=石岡瑛子)
ザ・セル』(衣装=石岡瑛子)

そういえば『Mishima』が観たくて、馴染みのない街の
レンタル・ビデオ屋の会員になったことを想い出した。

ご冥福をお祈りします。

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2012年1月27日金曜日

『あっ! 生命線が切れている』

昨日に続き “カルト・スリラー劇場” から
あっ! 生命線が切れている』好美のぼる傑作選です。
ステキなタイトルですね。

生涯単行本総数三百数十冊を誇る
好美のぼる先生は貸本ブームの寵児となり
“闇の巨匠” “怪奇マンガの帝王” と呼ばれたそうです。




表1中央ルーペのイラストのレンズ部分に
同じく穴をあけています。

↓カバーをはずした表紙です。




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2012年1月26日木曜日

『地獄で笑ふ男』


下の記事、
紹介された本を何点かとりあげたいと思います。

まずは、カルト・スリラー劇場『地獄で笑ふ男
唐沢俊一・編(二見書房・刊)の装丁から。

この本は、70年代頃の、
主に「貸本マンガ」と呼ばれていた、
レンタル方式の単行本に描き下ろされたユニークな短編を、
唐沢俊一さんが厳選したものです。


↑血の滴る英文ロゴは、
 バーコで立体的になっています。



↑カバーは穴が空いていて、
 表紙の「手」の絵が覗いています。


↓カバーをはずすと表紙はこんな感じです。






カバーはラフ・グロス系の用紙で、
表紙はグロスPPをかけて、
その差を強調しました。

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2012年1月23日月曜日

アニメ・コミック・ライトノベル・ゲームのデザイナー集



ワークスコーポレーション刊
でFUKUDA DESIGNが紹介されました。

アニメやコミックなどの分野に特化したグラフィック・デザイナー
約250人(社)を収録したポートフォリオ集です。



↑これが福田のページです。

ビジネス書、実用書、人文書などでお世話になっている
版元のかたには、福田がこのジャンルで取り上げられるのは
意外に感じるかもしれませんね。
でも、ボーイズ・ラブの文庫は100冊以上手掛けていますし、
他にも色々なジャンルをやってますので!
新ジャンルのお仕事も絶賛受付中です。

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2012年1月20日金曜日

『禅僧が教える 老いと死をたのしむ一句のちから』



中野東禅=著
の装丁です。


仏陀から名もなき老人の
老いと死に向きあって出てきた
100片の「一句」をもとに、
40年以上にわたり仏教徒の視点から
発言してきた著者が、語ります。

好評発売中!

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2012年1月18日水曜日

「体脂肪計タニタの社員食堂」新聞広告

「体脂肪計タニタの社員食堂」。

昨日、日経新聞に掲載された広告のデザインで
お手伝いさせていただきました。

シリーズ441万部突破って…。
何度も言いますが2冊の部数ですから!

テレ朝「お試しかっ!」では、
帰れま10!」で取り上げられるなど
今年もタニタの話題がつきません。

ここ数日のアマゾンベストセラーでも
1位2位を独占しているようです。

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2012年1月16日月曜日

『新華僑のスゴい仕事術』



陳海騰=著
新華僑のスゴい仕事術』(徳間書店)
のブックデザインをしました。


さて、新華僑とは?
カバー前袖を見てみましょう。
(↓クリックで拡大)



カバーの用紙は、ファーストヴィンテージ。
クラフト系の紙なので、スミが薄くなるのが
心配で、女神インキのOSスーパーブラックを
指定してみました。
更に全面マットニスで、
よりハッキリしたんじゃないかな?


・カバー → ファーストヴィンテージ(オーク)※マットニス
・帯   → コート ※グロスPP 
・表紙  → エコ間伐紙 
・見返し → GAスピリット 
・別丁扉 → ファーストヴィンテージ(オーク)

SBIホールディングス代表取締役の
北尾吉孝氏推薦!

好評発売中です!

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2012年1月13日金曜日

2012年賀状



あけましておめでとうございます(二回目)。

FUKUDA DESIGNの年賀状が、
コスモテックさんのブログで紹介されました!

年賀状の用紙や印刷・加工について
営業/ブログ担当のアオキマサノリさんが、
詳しく解説してくださっているので
コチラをご覧ください。

年賀状は竹尾の新製品「クレーンレトラ」に
パール箔と透明エナメル箔の2種類を作りました。
紙見本や箔押しの見本になると思います。
もしもデザイナー等で欲しい人がいたら、
2種セットで差し上げますので
福田までご連絡ください。(数に限りがあります。)


コスモテックさんのブログは勉強になりますよ。
普段からよく見ていたので、
取り上げていただいてウレシイです。
アオキさんありがとうございました!

…………………………………………………………
コスモテックさんブログ新規記事はこちらから〜
「ようこそ! 行列のできる『箔押し工房』へ」


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2012年1月11日水曜日

+DESIGNING vol.27



発売中の雑誌「DESIGNING」に登場しました。

竹尾、日清紡ペーパープロダクツ、
日本図書設計家協会共同開発の
NTS-WB8から生まれる新しい用紙がいよいよ
今年発売になります。

「+DESIGNING」では “滑らない紙”として
連載を続けていただきました。
そこで、微力ながら関わったものとして
「NTS-WB8製品化への道のり」と題した
座談会に出席しました。


誌面写真右から、
青柳晃一さん(竹尾)、
熊田直彦さん(日清紡ペーパープロダクツ)、
大下賢一郎さん(デザイナー)、
中村友和さん(デザイナー)、
そして一番左がワタクシです。

文はライターの杉瀬由希さん、
撮影は大沼洋平さん、
司会は+DESIGNINGの小林功二さんです。

みなさん、ありがとうございました。


用紙の発売が楽しみです。
興味のあるかたは、
「+DESIGNINGvol.27ぜひ

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2012年1月9日月曜日

『「危ない隣の会社」の資金繰り』



赤沼慎太郎=著

またまたリクエストによりパンダを描くことに。
パンダ・シリーズ(?)の第2弾です。
(第1弾はコレ

今回は悪いパンダ。














よろしくお願いいたします。

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2012年1月5日木曜日

『平清盛と平家の女たち』



あけましておめでとうございます。
今年も変わらぬペースでやっていけたら、
と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、2012年の一発目は、
ブックデザインをしている知的発見! BOOKSの第10弾、
榎本秋=著『平清盛と平家の女たち』の紹介です。

8日から、NHK大河ドラマ「平清盛」がはじまります。
関連書は多々ありますが、
平清盛という男を、「女性」に注目して
紹介した本書をお供にするのはいかがでしょう。
好評発売中!

(F)