2011年11月30日水曜日

『ゆっくり歩いて巡り会う88の感動物語〈四国お遍路〉』



日刊スポーツ新聞西日本/小西敏明=編著
の装丁を担当しました。

日刊スポーツ新聞大阪本社の記者が、
歩いて回った四国お遍路。

読めば、歩きたくなる、歩いた気分になれる!
四国お遍路の「予習・復習」に最適な書。

発売中。よろしくお願いいたします。

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2011年11月28日月曜日

『20代にしておきたい17のこと〈恋愛編〉』


カバー、帯をデザインしました。
(今回はイラスト支給)



↑アマゾンBEST100入り!

本田健さんが初めて恋愛について語る新展開。
どうぞよろしくお願いします。

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2011年11月24日木曜日

「感じる装丁」


展示のお知らせです。
カヴァーノチカラ5「感じる装丁
竹尾見本帳本店で明日25日から。

「星の王子さま」「クリスマス・キャロル」
「竹取物語」のオリジナルブックカバーを
日本図書設計家協会の会員のうち68人が制作。
印刷、加工アリ!で展示します。

用紙は、コルドバ、ヴィンテージゴールド、
わたがみ、クラフト リプロライナー等々。
さらに、金銀の特色やらバーコ印刷にホログラム箔と
加工も盛りだくさん。みどころいっぱい。

福田はイラストレーターの山田博之さんと組んで
『星の王子さま』で出品しています。

デザインはともかく、山田博之さんの
絵がとってもイイので、
期間中平日、神保町方面に行かれるかたは、
ぜひ足を運んでみてください。

11月25日(金)─12月26日(月)(土・日・祝:休)
10:00─19:00 ※12月20日(火)は終日クローズ
(○初日&最終日=17:00まで。○12月13日(火)=15:00まで)

○初日11月25日=オープニング・パーティ(18:00 START)

○12月13日=スペシャルトーク(申し込みが必要です)

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2011年11月21日月曜日

「ポスターを描く2」

10月にギャラリーDAZZLEであった企画展
ポスターを描く2」が良かった。
入場者数も記録的だったそうです。

個性豊かな9組のデザイナー、イラストレーターを
まとめあげたギャラリーの村松さんと、
プロデュースの清水さん(Malpu Design)の公私にわたる
交友関係から生まれた豪華参加メンバーが伸び伸びと楽しんで
制作している姿が伝わってくるようでした。


上の写真は、展示ポスターの縮小版POST CARDで、
宮原葉月さん(イラスト)と加藤賢一さん(デザイン)の
「Norweian Wood」〈左・中〉。
瀬島志保子さん(イラスト)と星野槙子さん(デザイン)の
「小学一年生」〈右〉。

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2011年11月18日金曜日

「体脂肪計タニタの社員食堂」全5段


大和書房刊「体脂肪計タニタの社員食堂」
全5段新聞広告のデザインで
お手伝いさせていただきました。

11月16日の朝日新聞朝刊3面に掲載。
その他、読売、毎日新聞も。

2冊で420万部!
こんな数字があるんですね。
ただただ驚くばかり。
あやかりたいです。


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2011年11月16日水曜日

「実践! 装画塾 修了装丁展」



ギャラリー・ダズルの
オープニングに行ってきました。

ビジネス・実用、文藝、人文を得意とする3人の装丁家が、
9人のイラストレーターに対して行った実践的講座。
その講義をもとに制作した装丁作品、原画、過程の
ラフなどの展示です。

デザイナーの宮川和夫さん、臼井新太郎さん、関口信介さんの
まとめ方はどれも高レベルでウマイなあ、と思ってしまいます。
出力・仕上げもキレイです。
デザイナー、イラストレーターともに勉強になります。

参加イラストレーターは、
新倉サチヨさん、たつみなつこさん、大竹悦子さん、
市川令子さん、末原翠さん、永井淳さん
たけだちかさん、尾崎千春さん、笹本聖子さん。

20日(日)まで。
最終日にはギャラリートークもあります。

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2011年11月14日月曜日

『「感情的」にならない技術』



和田秀樹=著 新講社刊
「感情的」にならない技術』の装丁です。

感情コンディションがいい人は、
人に好かれる!
敵をつくらない!
気持ちのいい日々を送れます!

カバー用紙:アラベール(スノーホワイト)
※グロスニス

発売中! よろしくお願いいたします。

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2011年11月11日金曜日

『わたしを宇宙に連れてって』



──無重力生活への挑戦
メアリー・ローチ=著
池田真紀子=訳

デザインしました。

書名がナナメになったり、字間がくっついているのは、
NASAに協力してもらい、無重力空間で
デザインした結果、こうなりました………
……という設定で、いつもの空間で作業しました。


アラベール(ナチュラル)の帯をはずしたカバーは
コート紙にグロスPP加工。

地球(表1)、月(表4)、火星(ウラ袖)を
宇宙の写真に合成しました。

表紙は、タント(N-9)で、仮フランス装。
見返しは、サイタン(ブラック)。
別丁扉は、タント(N-9)。


宇宙空間でセックスした人はいるのか?
宇宙遊泳中にヘルメットのなかで嘔吐すると、何がおきるのか?
同僚クルーのすぐ隣で糞便バッグをつかうのか?
宇宙開発研究者たちは、さまざまな問題解決のために
日夜、シミュレーション実験を繰り返しています。

アメリカでもっとも愉快なサイエンスライターと評される
メアリー・ローチの全米ベストセラー作品の翻訳です。
面白いです。

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2011年11月9日水曜日

『吉田松陰全集』パンフレット



『吉田松陰全集』の装丁を進めています。
カバーの仮の色校を出して、
先にパンフレットのデザインを終えました。

パンフの表1の写真は、色校を巻いたものです。
(実際の商品とは異なることがあります)
カバーの用紙は、ファーストヴィンテージ
(アップルグリーン)で、表1のタイトルは白箔です。

A5上製 表紙クロス装 全十巻+別巻一
セット予価(99,000円+税)※分売不可
2012年1月刊行予定 大和書房

豪華で高価なものです。
個人でお求めのかたは少ないと思いますが、
専門家には必須アイテムになると思いますので
興味のあるかたはぜひご検討ください。



↑パンフ中面。
山内昌之先生 齋藤孝先生も推薦されています。

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2011年11月7日月曜日

『決定版 名所で名句』





























鷹羽狩行=著
決定版 名所で名句』のカバーデザインです。

旅へ行けば句心が動く──。
俳人たちが訪れた先々で残した名句を全国に求め、
俳句界の第一人者が解説。

イラストは霜田あゆ美さんです。

発売中。よろしくお願いいたします。

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2011年11月4日金曜日

『「日本経済ダメ論」のウソ』































三橋貴明 × 上念司:著
──日本が絶対に破産しない、これだけの理由

デザインしました。

「ネットの神」と「勝間和代の最強ブレーン」が
タッグを組んで、メディアにはびこるウソを完全論破。

第一章 経済ニュースの「ウソ」を見破れ!
    ──マスコミ・官僚のウソ
第二章 これが、本当に正しい「経済の常識」だ!
    ──経済ニュースのウソ
第三章 ギリシャが破産しても、日本は破産しない!
    ──世界経済のウソ
第四章 この政策で、日本は復興する!
    ──経済論壇のウソ




好調です!
ノンフィクション部門 第4位!
(11月2日 三省堂書店・神保町本店にて)

7日には、東京堂書店神田神保町店で
三橋貴明さん、上念司さんのトーク&サイン会があります。
くわしくはコチラで。

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2011年11月1日火曜日

「装丁夜話」……第二夜(2)































11月に「装丁夜話」第三夜が予定されています。
今日紹介するのは第二夜に持参した1点(もう1点はコチラ)。


ヒルトン家の華麗なる一族』(上・下)、
ジェリー・オッペンハイマー著 由良章子訳
2007年 アスペクト刊



























和文書名の書体は、Garamond……を、組み合わせて作りました。
切って、回転させたり、裏返したり、伸ばしたりしながら、
なるべく元のエレメントを活かしました。
そうすることによって、自分の手や頭のクセでは絶対に
やらないカタチや面白いバランスを生み出すことができます。

この手法は他でもタマに見かけますが、読みづらくワガママな
ロゴになっていることも多いですね。
元の書体をうまく選べばエレメントはキレイなのですが
答えのないパズルのような作業には苦労します。

欧文は、Hermesという書体で、
事務所の名刺とか、色々な場面でよく使っていました。


























↑表紙の模様は、Hoefler Text Ornaments という
“フォント”を、加工なしで組んだだけです。


























↑(4色口絵1)気分を盛り上げる扉






















↑(口絵2-3)「ヒルトン家語録」

 「あたし、銀行に向かうときはずっと笑ってるの」
  ……パリス・ヒルトン

 「いまにあの子(パリス)はダイアナ妃よりもビッグになるからね」
  ……ママ・キャシー(パリスの祖母)

 「金持ちをつかまえるのよ!」
  ……ママ・キャシー(パリスの祖母)

なんて文字が踊ります。読みたくなりますよね?





















↑口絵4-8は、ブランドを意識したデザインで
アルバム風にヒルトン家を紹介。

























↑〈オマケ〉
見えない力によって、幻となってしまった
タイトル金箔の色校。

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