2013年1月30日水曜日

「困ったときは人に頼ろう」



和田秀樹=著(新講社)
 のブックデザインです。


目次



前の章の「まとめ」/章扉



本文



よろしくお願いいたします。

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2013年1月28日月曜日

『スタンフォードの自分を変える教室』新聞広告



ものすごい勢いで売れている
今日の朝日新聞朝刊全5段の広告デザインをしました。
(装丁には、かかわっておりません)

少し前に、同内容で日経新聞にも掲載されました。
広告デザインの依頼を受けたのは去年の暮れで、
最初に出したラフでは30万部でした。
ラフの修正をする度に部数が上がっていくのです。

2月1日には、著者の来日公演(チケットは完売しています)が
あるので、もっと伸びそうですね。


大和書房では、『スタンフォードの自分を変える教室』の
ひと月前に刊行で、ブックデザインを担当した
コチラも5万部突破と好調ですので
ぜひともよろしくお願いいたします。

(F)

2013年1月24日木曜日

「人間の真実はパスカル『パンセ』に存在する」



渡部昇一=著(佼成出版社)
のブックデザインです。


パスカルと渡部昇一氏が明らかにする、
人間の本性と人生の真理。

 「認識力」の究極は、私たち人間は「いつか死ぬ」ことを
 わかっていることです。(中略) 
 また、パスカルは次のように人間をたたえています。
 《人間はあきらかに考えるためにつくられている。
 それはかれの品位のすべてであり、かれの価値のすべてである》
 この言葉から、人間らしく生きることの本当の意味が
 おのずと見えてきます。

 ──「第一章  人間とは何か」より



▲目次



▲本文


▲年譜


紙材は、
カバー=コートマットPP加工
帯  =コートマットPP加工
表紙 =アラベール(スノーホワイト)
見返し=岩はだ(鉛)
別丁扉=岩はだ(白)

好評発売中!
よろしくお願いいたします。

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2013年1月23日水曜日

『毎日おかず497』



小林カツ代+小林カツ代キッチンスタジオ著
毎日おかず497』(だいわ文庫)
のカバー、帯デザインです。

イラストは久村香織さん。


  今日のおかずは何にしよう?
  今、冷蔵庫にあるもので作れるおかずは?
  炒め物が食べたい。煮物が食べたい。
  サラダが食べたい。ちょっと目先を変えたい。
  どうしても野菜が不足気味
  野菜も一緒にたっぷり摂れる画期的な本、
  コンパクトなのに、497レシピもあるから、
  お役に立ちます!
  (カバー表4より)

野菜とその他常備素材のレシピを、
あいうえお順で検索。
肉、魚介、その他の素材は、
巻末のインデックスからサッと探せる便利な文庫です。

製本に立ち会った?エピソードや、
本文レイアウトはコチラからどうぞ。

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2013年1月22日火曜日

『ミッションの経営学』



田中道昭=著
 ミッションの経営学』(すばる舎リンケージ)
 の装丁です。


●「ホワイトオーシャン戦略シリーズ I」

レッドオーシャンは競争の激しい市場を指し、
ブルーオーシャンとは競争のない未開拓の分野です。
新たに市場を切り開くなら、ブルーオーシャンを
探すのが今までの考え方。
著者の名付けた新しい領域である「ホワイトオーシャン」
とは新規開拓や問題解決のヒントはじつは自社の中にあり
企業や組織をもう一度見つめ直し、そこに新たな価値や
可能性を見出す、という理論です。

レビューの評判もいいです。
ぜひ読んでみてください。

ゲラのPDFをもらっていました。
旅行帰りだった新大阪から東京の新幹線で、
iPhoneの小さな画面で一気に読んでしまいました。
そんなこともあってカバー・ラフはすんなりと通って
紙選びなどの作業に入ります。

拙ブログを読んでいるかたがいたとしたら
幾度かのホワイトインキの幻の色校をご存知かもしれません。
今回のこの本のテーマは「ホワイトオーシャン戦略」ですから
ホワイトインキとの相性がイイはず!


初校は、Mag(プレーン)に、欧文タイトルと灯台の光を
白オペーク2度刷りで出しました。
写真のとおり、イメージに近くて良い感じになりました。
見えにくいなどの問題はありません。

が、しかし! 「ホワイトオーシャン戦略」なのに
ホワイトが弱い、と逆の意味に捉えられてしまいました。
残念。またか。
結局のところ、コート紙にシルバーとスミの2色にPP加工で
普通に白を際立たせることになりました。

再校の指定はスミが、OSスーパーブラック(女神インキ)で
シルバーは、TOYO 11022です。
シルバーの色は出ていないんだけど、
時間もなく、悪くは無かったのでOKしました。

(F)

2013年1月21日月曜日

『ワイヤレスセンサシステム』



佐藤光=監修・著(東京電機大学出版局)
の装丁です。

カバー3色刷り。
イラストはパール系のインキです。

●目次
1章 ワイヤレスセンサシステムの概要
 1.1 ワイヤレスセンサシステムの用途
 1.2 ワイヤレスセンサシステムの利用シーン
 1.3 ワイヤレスセンサシステムの詳細
 1.4 ワイヤレスセンサシステムの構築
2章 センサデバイス
 2.1 温度センサ
 2.2 慣性センサ
 2.3 光センサ
 2.4 放射線センサ
 2.5 バイオセンサ
 2.6 pHセンサ回路
 2.7 電力センサ回路
3章 ワイヤレスデバイス
 3.1 ワイヤレスデバイスの概要
 3.2 無線IC
 3.3 ワイヤレスモジュール
 3.4 ワイヤレスデバイスの標準化
 3.5 電波法令
 3.6 様々なアプリケーションにおけるワイヤレスデバイス
 3.7 Bluetooth
4章 ワイヤレスセンサシステムの研究事例・実用事例
 事例1 2.4GHzZigBeeを用いたスポーツ運動の計測事例
 事例2 水泳動作の計測
 事例3 健康長寿社会を目指すユビキタス型QOLセンサシステム
 事例4 野生動物の生態・行動とワイヤレスセンサ
 事例5 土木・防災分野でのワイヤレスセンサ
索引
監修者・著者紹介

よろしくお願いいたします。

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2013年1月19日土曜日

『八重と襄 試練をこえる言葉』



坂本優二=著
八重と襄 試練をこえる言葉』の装丁です。

NHK大河ドラマ『八重の桜』で注目。
八重と新島襄、その人生、愛の言葉を現代語訳で。

関連書、多いですが、よろしくお願いいたします。


紙材は、
カバー=ヴァンヌーボVG(スノーホワイト) グロスニス
帯  =ヴァンヌーボVG(スノーホワイト) グロスニス
表紙 =エコ間伐紙
見返し=ポルカ(モモ)
別丁扉=アラベール(ウルトラホワイト)

F

2013年1月18日金曜日

『図解 20代にしておきたい17のこと』



本田健=著

37万部を突破したベストセラー

活躍している8人が、20代に贈る「珠玉のメッセージ」収録
|渡邉美樹氏|北原照久氏|武田双雲氏|佳川奈未氏|
|たかの友梨氏|小室淑恵氏|兼元謙任氏|浅見帆帆子氏|

よろしくお願いいたします。

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2013年1月17日木曜日

FUKUDA DESIGN 年賀状



FUKUDA DESIGNの年賀状が、
コスモテックさんのブログ/フェイスブックで紹介されました。


アオキさん、ありがとうございます!

F

2013年1月11日金曜日

「Kaleidoで魅せる装丁・装画」展



今日11日から、関西美術印刷ギャラリー shibuya355

福田は、イラストレーターの加藤木茉莉さんと組んで
「不思議の国のアリス」で参加しています。
kaleido」印刷を意識した、加藤木さん作品では今まで
あまりない強い色使いは見物ですよ。
上の画像は、作品の部分です。

RGBの広い色領域を再現するために、東洋インキが
開発した「Kaleido」印刷。
従来のプロセス4色では出せなかった蛍光感のある色が
Kaleido」印刷(4色)では再現されます。

ところで、実は色校は出ていません。
展示用のみなので部数もさほど必要なく、
色校、イコール仕上がりなのでしょう。
なので、不安もありますが、RGB
4色印刷で紙の上にどれだけ再現されているのか
楽しみでもあります。
(データは、IllustratorのRGBで作成しました)

用紙は、「エルマーメイド (シルバーホワイト)」。
あっ、この紙だと、通常のプロセス4色でも
蛍光っぽくなりますね(笑)。
でもご心配なく。他のかたたちの作品で、
「ヴァンヌーボV」「ルミネッセンス」などに
刷ったものもありますから。


111日(金)─21() 入場無料
Open 11:00-19:00
(日祝休廊)

主催:関西美術印刷株式会社
協力:日本図書設計家協会・東洋インキ株式会社・株式会社竹尾

オープニングパーティ/112日(土)18:0020:00

F

2013年1月9日水曜日

『プロ野球「もしも」読本』



あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、2013年の一発目は、長嶋サンでいきます。

 ──もしも長嶋茂雄が南海に入団していたら』
手束仁=著 知的発見!BOOKS 012(イースト・プレス)

ブックデザインをしております。発売中です。

もし金本知憲が阪神に来なかったら
もし巨人が星野仙一を指名していたら
もし清原和博が即巨人入りしていたら
もし野村克也が南海監督を続けていたら
もし江夏豊が「伝説の試合」で負けていたら……


プロ野球のどの球団に入るかは、
現在のようなドラフト制度がない時代、
本人の意思が尊重されていました。
長嶋さんは、先輩の大沢啓二さん(“大沢親分”ですね)の
勧誘で、大学3年時には南海入りを決意していたそうです。

サブ・タイトルにもあるように
長嶋さんが南海に入団していたら、プロ野球は
どうなっていただろうか…等々、もしもを検証していきます。

長嶋さんが南海のユニフォームを着ている写真は無いので
帯の写真は合成です。
ジャイアンツのユニフォームに南海ホークスのロゴを合成して
袖のラインを太くするなどで、それっぽくしました。

(F)