2011年4月28日木曜日
「ロフT」
お知らせです。
デザイナー仲間の清水良洋さん率いる
Malpu Design 企画/運営の
Tシャツ展示販売イベント「ロフT」。
GWに、渋谷LOFTで開催されます!
知った顔のイラストレーターが
何人も参加していますねぇ。
渋谷LOFT B1入り口
5月/1日、3日、4日、5日、7日、8日
12:00─18:00
詳しくは、[ロフT サイト]
http://lof-t.jimdo.com/
収益の一部は東日本大震災への
義援金として寄付されるそう。
日替わりイベントもあります。
どの日にいこうかな〜♪
(F)
2011年4月27日水曜日
『誰からも頼りにされる人の仕事のやり方』
室井俊男著『誰からも頼りにされる人の仕事のやり方』
の装丁を担当しました。
結果を出す人、お手本になる人、
魅力のある人、になるには──
苦難を乗り越えてきた著者の知恵、
著者が出会った多くの人の教え。
50の方法はどこから読んでも役立ちそうです。
カバー、帯の用紙は
ヴァンヌーボVG(スノーホワイト)で
ともにマットニス引き。
こんなときなので、
インキの使用量を極力控えました。
(ウソ。結果的にこうなっただけです)
(F)
2011年4月25日月曜日
「+DESIGNING」vol.24
「+DESIGNING」2011年5月号です。
第一特集は『文字のデザイン実践講座』、
第二特集は『デザイナーのためのEPUB&制作ツールガイド』。
僕は「+DESIGNING」の後ろのほうの小さな記事で
フォントの最新情報を得ることもたびたびありました。
デザイナー同士だと、
「InDesignから、EPUBに書き出せるらしいよ〜」
なんて会話もあるわけですが、
実際に周りでやっている人はいなかったりします。
InDesign や Dreamweaver で、今どれくらいのことが
できるのかを、「+DESIGNING」でチェックして
おくのも良いかと思います。
そして、日清紡ペーパープロダクツ×竹尾×日本図書設計家協会で
共同開発した “滑らない紙”、『NTS-WB8』の連載企画3弾は、
田中千絵さんがデザインに挑んだ[折り紙型 お菓子BOX]です。
『NTS-WB8』で何かできないかと、数人のデザイナーを含めて
会議をしたところ、「子どもが遊べる○○」という意見が
何度も出てきました。
他にない触感を、子どもに触れさせてみたいと皆が思ったのです。
それを最初に形にして見せてくれたのが
デザイナーの田中千絵さんと、
印刷/加工の匠・コスモテックさんです。
どうぞ誌面で見てください。
(F)
2011年4月20日水曜日
『40代にしておきたい17のこと』
本田健著『40代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫)
のカバー・帯をデザインしました。
これで10代から40代まで揃いました。
文庫4冊のシリーズで55万部突破!!
↓アマゾンでも売れてマス。
で、22日には四六判上製の
『愛蔵版 20代〜』が発売されます。
こちらは本田健さんの講演会CDが付いています。
どうぞよろしく。
(F)
2011年4月18日月曜日
「装丁夜話」……第一夜(2)
『女怪幻譚「骷髏(クウロウ)」』。
先日の「装丁夜話」で紹介した本の一冊です。
『家畜人ヤプー』の幻の作家・沼正三(天野哲夫)先生の
書き下ろし倒錯小説です。
まだ仕事がそんなに装丁メインでもなかったころ、
ちょっと古い本(95年 二見書房)ですが
「装丁夜話」という名前の会には
ふさわしいようにも思いまして。
こんな機会でもないとなかなか紹介できないでしょう……。
2011年4月15日金曜日
『高橋教授の経済超入門』
『高橋教授の経済超入門』のブックデザイン、
本文流し込みまで作業しました。
小泉・安倍内閣のブレーンを務めた元内閣参事官の
高橋洋一教授が、今、話題になっている60の経済用語を
やさしく正しく真っ当に解説。
読めば、経済ニュースの要点がわかります。
編集のFさん推薦のイラストレーター、楠伸生さんとは
久々の仕事でした。あいかわらずウマイですね。
次回はこちらのタッチでもお願いしたいです。
[使用用紙]
カバー → Mr.B(スーパーホワイト)※グロクニス
帯 → OK金藤 ※PP加工
表紙 → Mr.B(オフホワイト)
見返し → Mr.B(オフホワイト)
別丁扉 → Mr.B(スーパーホワイト)
(F)
2011年4月13日水曜日
『「就活」を成功させる本』
森吉弘著『内定者50人が教える「就活」を成功させる本』
のブックデザインを担当しました。
就活をする「デキる学生」さんはシステム手帳を
使っている人も多いそうで、手帳をイラストで表現しました。
もとは茶色い革の素材写真をブルーに変換。
いい色が出ました。
本文では、内定者の体験談やエントリーシート、
森ゼミ直伝 就活のツボ…など、様々なレイアウトを
していますので、お手に取って見ていただきたいです。
使用用紙は、
カバー → Mr.B(スーパーホワイト)※グロクニス
帯 → コート紙 ※PP加工
表紙 → 五感紙(細目/純白)
見返し → GAスピリット
別丁扉 → GAスピリット
(F)
2011年4月11日月曜日
『景気を読みとく数学入門』
小島寛之著『景気を読みとく数学入門』
(角川ソフィア文庫)のカバーをデザインしました。
デフレ不況、失業者、資産運用、バブル、等々
「景気」を、簡単な数値に置き換えてダイナミックに解説。
ビジネス戦略としても読めます。
数学が苦手な人にもオススメしておきます。
書き下ろし。
角川学芸出版のS姉さんの初の文庫担当です。
S姉さん、お疲れさまでした。
わりと時間があったので、
¥マークの “お金” は、大理石調の紙粘土で
久々の工作をしてみました。
このデザインのラフに取りかかったのは
昨年末のこと。粘土をこねたのは、
昨年のコレがきっかけになったかも。
ちょうどその田尻真弓さんから、
「第9回TIS公募 受賞作展覧会」のお知らせをいただきました。
先の記事で、僕も推薦していた作品が入選したそうです。
(応募人数828名、応募総数2282点の内、31名の入選者の中の一人!)
田尻さん、おめでとうございます!
そしてうれしいことに、宇野亜喜良先生の
「わたしの一枚」(最も印象深い作品)にも選ばれています。
展示は今日11日(月)から、4月23日(土)まで。
(F)
2011年4月8日金曜日
『「日本ダメ論」のウソ』
知的発見!BOOKSの第2弾、上念司著、
『「日本ダメ論」のウソ』のブックデザインです。
上念司さんは勝間和代さんのブレーンとしても活躍しています。
著書に『日本は破産しない!』(宝島社)などの
ベストセラーがあります。
以下、帯推薦文より
勝間和代氏
日本で流れているほとんどの話は、
「権力のポジション・トーク」だということが、
この本を読めば明確になるはず!!
宮崎哲弥氏
「国民がダメなんじゃない。
政治やメディアがダメにしているだけ」って超正論だろ!
早々に増刷になりました。
よろしくどうぞ〜。
(F)
2011年4月6日水曜日
20世紀のポスター[タイポグラフィー]
東京都庭園美術館の
「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展に行ってきました。
上の写真はカタログで、表紙デザインは佐藤晃一さん。
会場にあった「竹尾ペーパーショー 1982」
(Design: 佐藤晃一)は良かったなぁ。
会場にあった「竹尾ペーパーショー 1982」
(Design: 佐藤晃一)は良かったなぁ。
この展覧会、3月27日に終了しています。
もっと早く、「良かったよ〜」と、お伝えしたかったのですが、
なにぶん最終日の1日前に行ったものですから…。
古いポスターの書体に、かなりの確率で
Akzidenz Grotesk(アクチデンツ・グロテスク)が
使われていました。
Helvetica や Univers 誕生以前、
ポスターを手掛ける作家に、人気があったようですね。
Akzidenz Grotesk は、
現在大人気の Helvetica とはちょっと違うぞ、という
雰囲気を出したいときによく使われます。
字並びによっては Helvetica と区別がつきにくにいので
わかってもらえないこともあると思いますが。
ほとんどの作品が竹尾ポスターコレクションからの
展示だそうです。
先日、竹尾のYさんから震災後の紙の流通状況や
「コルドバ」他、魅力的な新製品を紹介していただきました。
個人的には「アラベール」の白色度の高い新色「ウルトラホワイト」を、
すぐにでも試してみたいです。
(F)
2011年4月4日月曜日
『仏教語おもしろ雑学事典』
『仏教語おもしろ雑学事典』の
装丁とイラストを担当しました。
「日常よく聞く・よく使う」、
「仏事やお寺でよく聞く」、
「生活文化をいろどる」仏教語約370語の
本来の意味、言葉の変遷、その語にまつわる様々な
エピソードなどを紹介。
たのしく学べる、やさしい仏教語入門書です。
紙材は、
カバー → ヴァンヌーボ スムース-FS(スノーホワイト)※グロスニス
帯 → ヴァンヌーボ スムース-FS(スノーホワイト)
表紙 → グラフィーCoC(ナチュラルGS)
見返し → ディープマット(ストロー)
別丁扉 → グラフィーCoC(クリスタルホワイト)
大法輪閣編集部=編
好評発売中!
(F)
2011年4月1日金曜日
「装丁夜話」……第一夜
ブックデザイナー・折原カズヒロさんが企画した
「装丁夜話」という会に、参加してきました。
それはまだ震災前、3月上旬の肌寒い夜のことでした。
表参道の交差点にほど近い、とある小さなスペースに
装丁家と呼ばれているらしい十数人の面々が集いました。
夜会に参加するには、自分が装丁した本を
2冊ほど持ち寄って解説するのが条件です。
その場では装丁のハナシだけ!、をするのです。
と言っても堅苦しい雰囲気はありません。
加工の秘密を披露する者、苦労話を笑ってもらう者、
飛び交う質問……
話は聞いてみないとわからないもの。
一冊の本の制作秘話で一冊の本が書けるのでは?
というのは大げさだとしても
興味深いオハナシが満載でした。
それにしても、みなさん丁寧な仕事をしていますね。
刺激になりました。
半分くらいのかたとは初対面でしたが
折原さんの名リードもあり、
みな身を乗り出し、椅子に座る人もいないほどの集中力。
2時間におよぶ会は、始終なごやかで
あっという間にお開きとなりました。
そのスペースをあとにした
装丁家と呼ばれているらしい面々は
まだ、はなし足りません。
更に深い夜の青山に消えて行きましたとさ。
…さて、福田がどんな本を持っていったかは
次の機会にでも、おはなししましょうか。
(F)
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