2015年3月31日火曜日

『プレゼンで愛される!』



プレゼンで愛される!
─心を動かす人が当たり前にやっていること』
天野暢子=著(きずな出版)のブックデザインです。

本文中にもありますが、著者のテーマカラーが
オレンジなので、この本もオレンジを使うことに決まりました。



カバーはタントセレクトのTS-9。
チェック模様がエンボスされた紙です。
白い紙でも透ける所に差があります。
これを利用して表紙には全面オレンジをベタで印刷。
いい感じにオレンジが透けて見えます。


  ▲目次(テキストはダミーです)


  ▲章扉


  ▲本文フォーマット(テキストはダミーです)


〈四六判並製〉
カバー=TS-9(N-9)
帯  =ヴァンヌーボ スムース-FS
       (スノーホワイト)※グロスニス
表紙 =マシュマロCoC(ホワイト)
見返し=OKミューズバナナ(カフェ)
別丁扉=キュリアスIR(パール)

よろしくお願いいたします。

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『古都のオーケストラ、世界へ!』



古都のオーケストラ、世界へ!
──「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来』
潮博恵=著(アルテスパブリッシング)の装丁です。

写真は元々、広角レンズでデフォルメ効果がありましたが、
Photoshopでさらに強調しました。
さらに客席をアンダーにしてつぶし、コントラストを上げることで
真ん中の赤が日の丸のように浮き上がり、
本のコンセプトを打ち出すことができました。

〈四六判並製〉
カバー=Mr.B(スーパーホワイト)※グロスニス
帯  =Mr.B(スーパーホワイト)※グロスPP
表紙 =里紙(かき)
見返し=里紙(かき)
別丁扉=NTラシャ(濃赤)

よろしくお願いいたします。

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『晩酌をやめずにコレステロールと中性脂肪を減らす方法』



晩酌をやめずにコレステロールと中性脂肪を減らす方法
板倉弘重=著(SBクリエイティブ)
装丁とカバーイラストレーションを担当しました。

第1章 酒がコレステロールと中性脂肪を増やすというのはウソ?
第2章 食事の秘訣を知るだけで、コレステロールと
   中性脂肪は減らせる!
第3章 毎日続けられるちょっとした運動を習慣にする
第4章 コレステロールと中性脂肪って本当に悪者?

よろしくお願いいたします。

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『マーフィー 人生を変える奇跡の法則』



マーフィー 人生を変える奇跡の法則
植西聰=著(興陽館)の装丁です。

装画=黒沢Rさん

最強成功法則、マーフィーの
法則の具体的な使い方が
マンガ化+図解化!

PART1 あなたの心には、人生を激変させる力がある!
PART2 これがあなたが夢をかなえる最重要習慣!
PART3 こうして、あなたの夢は次々かなっていく!


よろしくお願いいたします。

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『どん底から脱する力』



どん底から脱する力
和田秀樹=著(新講社)の装丁です。

プロローグ 「どん底」の正体、見ましたか?
第1章 「島流し」は留学という逆転のプラス思考
第2章 苦しい時にも幸運は舞い降りる!
第3章 「どん底」だからこそ、人とつながりたい
第4章 どん底は、自分を変えるチャンスだ!
第5章 困ったときこそ、心のスイッチを切り替えるチャンス
第6章 どんな「どん底」もいつかは思い出になる
エピローグ 困ったときは、まず飛び上がれ!


よろしくお願いいたします。

(F)

『「いまここ」の私で幸せになれる。』



「いまここ」の私で幸せになれる。
阿部敏郎=著(イースト・プレス)の装丁です。

〈四六判並製〉
カバー=Mr.B(スーパーホワイト)※グロスニス
帯  =Mr.B(スーパーホワイト)※グロスニス
表紙 =アラベール(ナチュラル)
見返し=D’CRAFT(フラワー)
別丁扉=ミラーコート・ゴールド

よろしくお願いいたします。

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『誰でも知ってる単語だけ! “小学英語”で9割通じる』



誰でも知ってる単語だけ! “小学英語”で9割通じる
晴山陽一=著(だいわ文庫)のカバー、帯デザインです。

イラストは鈴木順幸さん。

よろしくお願いいたします。

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2015年3月30日月曜日

ビジュアルだいわ文庫



だいわ文庫の新レーベル「ビジュアルだいわ文庫」の
フォーマットデザインをやらせていただきました。

デザインしたのは、表1以外のカバー。
帯は表1の左4分の3以外。
そして、表紙、扉、自社広告、奥付等です。
(本文はノータッチ)

文庫のフォーマットとしては、
大きく強い背のタイトルがポイントでしょうか。

カバー表1と帯表1は、さまざまなデザイナーが手掛けます。
写真の2点、カバー表1と帯の表1の左4分の3は、
私のデザインではありません。

このお話しをいただいたときに、
さぁ、ロゴを作るぞと、気合いを入れたものでした。
一番時間がかかったのはそこで、何度も手直しをして
提案したものです。
ところが、どういうふうにやっても、
読みにくいと言われてしまいます。
最後のほうには、既成のフォントにすることになり、
「文」の字にヒゲが付くことも却下され、とにかく
読みやすいことを求められました。
本表紙なども、少しでも凝っているというか、
マニアックさを感じる案は採用されませんでしたね。
結果、いたってフツーな感じになりました。
つまり求められていたのはそこだったことに気づくまでに
ずいぶん遠回りをしてしまいました。
そういうわけで、良い意味で思い入れのない仕事です。なんだそれ。

第一弾が、写真の『ディープな世界遺産』です。
ヒット作も出ています(『名画は嘘をつく』は現在6刷り)ので、
続々と続いていきそうです。
「ビジュアルだいわ文庫」をどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年3月28日土曜日

『働く女(ひと)のお金のルール』新聞広告

 ↑クリックで拡大

日経新聞 3月23日朝刊の半五段広告をデザインしました。

『働く女(ひと)のお金のルール』好調です。
本の紹介は後日と書きましたが、遅れそうです。

ではまた。

(F)

 

2015年3月8日日曜日

『30歳からをどう生きるか』



30歳からをどう生きるか』弘兼憲史=著(新講社)
のブックデザインです。

近年、帯の天地の高さががどんどん
大きくなっていく印象があります。
(製本所にもよりますが)110mm以上になると手作業になり、
製本代が高くなるので、効果がなければおすすめできません。
なかにはカバーより2~3ミリ小さいだけのものあります。
これも帯と言うのか?(言うのだそうです)
このままいくと、カバーより帯の天地のほうが高い、
そんなバカな!? なデザインが出てくるかもしれません。
(帯がトレペとかフィルムなら、すでにあるでしょうか)

また、タイトル文字などを微妙に帯にひっかけるものも
最近よくみかけます。
平積みされた単行本の帯は、
5ミリ10ミリくらい平気でズレますよね。
文字が読みづらく(読めなく)なるので、
5年くらい前だと、朱(アカ)が入って戻ってきたような
ラフでも、最近はOKをだす版元も増えているようです。
売れっ子装幀家のIさんは、「うまくやれば、動きがでるんです」
と言っていました。なるほど。そいうこともあるのか。

書店で見かけるものも、ちょっと文字の大きさを変えるなり
帯の高さを調整すれば、避けられるし、そのほうが良いものも
あるように思います。
自分もやったことがありますが、
このときはシリーズもののフォーマットで、しかたなく、
できればかけたくはなかったのです。


 ▲帯をとったところ

そんなことを考えていて
──別に批判とかではなく、逆手にとって
何か生かせないかと、やってみました。
カバーと帯の、紙と地色を同じにして
地色をタイトルに微妙にひっかけています。
遠目に見たら帯がずれているようにも見えるじゃないかと…。


 ▲(左)帯アリ (右)帯ナシ

(F)