2010年6月8日火曜日

ビートたけしと7人の賢者




64日夜、日本テレビ系で放送された

「ビートたけしと7人の賢者〜未来への選択 人類は滅びるしか

ないのかSP」にロンドン在住のジャーナリスト、

フレッド・ピアス氏が出演しました。

“氏の著作” ということで、

『地球最後の世代〜自然が人類に報復しはじめた』

(写真・左)が紹介されました。

著者名のところなどアミ点が見えるほど、ドアップになったのは

良かったのですが、ナレーションでもスーパーでも

書名が出なかったのが残念。ま、見ればわかりますけどね。

コチラでも紹介していますのでご覧いただけましたら幸いです。



番組では温暖化、人工肉、宇宙野菜、ナウルの悲劇など…。

7人の賢者とゲストは必要だったのか?はともかく

ドキュメンタリー部分は世界各地スケールも大きく良かったです。

“苦い水”と“甘い水”(観ていない人には分かりませんね、すみません。)

にはとても考えさせられました。



上写真・右は同じくフレッド・ピアス氏の

『「エコ罪(つみ)びと」の告白

〜私が買ったモノはどこから来たのか?』です。

イラストは、TBS「ニュースX」のオープニングでもおなじみの

旅人イラストレーター・下田昌克さん


著者は、自分が買ったモノがどこで作られ、

どこに捨てられるのかを検証するためにに世界へ旅だちます。


「コーヒー」の章では、タンザニアはキリマンジェロに飛びます。

生産者に会ったピアス氏は「あなたたちの作るコーヒーが好きで

もう何年も愛飲していますよ」と握手を交わすつもりでした。

だが、しかし農民たちはロンドンでコーヒーが幾らで売られているかを

知っています。フェアではないという怒りのほうが大きかったのです…。


他に取り上げているのは、パソコン、携帯電話、ビールの缶、

ジーンズ、Tシャツ、古紙などなど…。

興味があったら、どこか1章だけでも読んでみてください。

デザインで関わったということも当然あるのですが

本当に読むべき本だと思います。よろしくどうぞ。


(F)