新書判上製
・カバー ミランダ(スノーホワイト)
・帯、見返し タントセレクト(TS-5 N-9)
・表紙 ミニッツGA(ホワイト)
・化粧扉 羊皮紙(雪)
縁あって、柴田多鶴子さんの俳句エッセイ
『小筥(こばこ)携え ー俳句の旅ー』(角川書店)の
装丁を担当させていただきました。
「海外旅行」「家族」「句材をさがす」「行事など」を
テーマにした俳句にはエッセイも添えられているので
俳句シロートのワタクシでしたが、充分楽しめました。
個人的には、家族へのあたたかい視点が
素晴らしいと思いました。
今回は用紙に、さほどしばりが無かったこともあって
カバーには「ミランダ」を選びました。
「ミランダ」は、赤・青・白の
細かなガラス加工がされており
光に反射してキラキラ光ります。
装丁は用紙の助けも借りて、イイ感じに仕上がりました。
Tさん、ありがとうございました。
最後に、『小筥携え』から一句紹介させていただきます。
声 の み を 日 お も て へ 出 し 初 音 か な
(F)