2013年2月1日金曜日

『トリアージ仕事術』



裴 英洙(はい えいしゅ)=著  ダイヤモンド社
 トリアージ仕事術』のブックデザインです。

書名にある「トリアージ」とは、医療の世界での
優先順位のルールのことだそう。
もともとは、フランス軍の衛生隊が始めたもので
多数の負傷者の治療にあたる優先順位の概念です。
「トリアージ・タグ」というのがあって、
患者さんの右手首につけます。
タグは、赤/黄/緑/黒の色分けで
最優先治療群から救命不可群をあらわします。

この概念を山積された書類に優先順位をつけて
こなしてゆくさまに置きかえて、
ビジネス・パーソンの目にとまるようにしました。



裴 英洙先生は,医師、経営者、コンサルタントであり
まさに飛び回る生活を送られています。
マルチタスクの中で重要度や緊急度は日々変わります。
医師としての案件は、どれも重要・優先度が高く
失敗は許されません。
そんななか、最大のパフォーマンスをするには
どうしたらいいか。
体・コンディションの整え方はどうすればいいか。
この本に書かれています。


カバーを取った表紙は、本書の内容から、
無印良品にでも昔から売っていそうな
定番ノートのようににしたいと思いました。
表紙と見返しの用紙に「クラフト リプロライナー」を
選ぶことで表現しました。



裴 英洙先生もTV出演されていましたが、
先日たまたまTVを見ていてチャンネルを変えたら、
編集のW田さんが映っていて、ビックリしたなあ。
前後がわからず、何の番組だったか…。

(F)