『ノーと私』(NHK出版)
デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガン=著
加藤かおり=訳
帯を取るとこんな感じ。
『ノーと私』の「ノー」とは、ホームレスの少女の名前。
「私」は13歳の少女。
親と「私」。
ボーイフレンドと「私」。
そして『ノーと私』。
イラストは都築まゆ美さん。
カバーの前ソデから後ソデまで
横に長〜い絵を描いていただきました。
主人公のひとり、ノーの顔を表1から切って
大胆に折り返しにまわしました。
読んでいただけるとこの感覚は
分かってもらえるのではないかな?
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2008年にデザインした
翻訳小説『ノーと私』(原題=『No et moi』)が
本国フランスで映画化されていました。
面識のないかたですが、pronekoさんが
くわしくレポートされているので
興味のあるかたはコチラからどうぞ。
pronekoさんのグログの写真から想像すると
かなり忠実に映像化されているように見受けられます。
監督も俳優も日本では無名のようですし
派手さもないので日本では、かからないですかね?
でも見たいなあ。
映画をYouTubeで探してみたら
ラストのところがアップされているのを発見。
見ていたら、なぜか「約束」(岸恵子/萩原健一)を
おもいだしました。全然ちがう世界なのだけれど。
(F)