2010年12月17日金曜日

『居眠り名棋士』




トマ・エージーエフデー[著] ブルネ陽子[訳]

居眠り名棋士──人生が磨かれる4つの物語』の装丁です。


著者はフランス在住のフランス人。

なのに小説の舞台は、日本の奈良、平安、江戸時代だったりします。

しかも囲碁が題材。

富と名声、人情…。神話のような4つのショートストーリーから

学ぶものは大きい。


紙材は、

・カバー → ヴァンヌーボVG(ホワイト)★グロス・ニス

・帯 → ヴァンヌーボVG(スノーホワイト)★マット・ニス

・表紙 → ライトスタッフGA

・別丁扉 → アラベール(スノーホワイト)

・見返し → アラベール(スノーホワイト)

・はなぎれ → 116(伊藤信男商店)

・しおり → 28(伊藤信男商店)


碁になぞらえて、はなぎれが白黒になっているのがアクセント。


イラストは、いざわ直子さん。


(F)