トマ・エージーエフデー[著] ブルネ陽子[訳]
『居眠り名棋士──人生が磨かれる4つの物語』の装丁です。
著者はフランス在住のフランス人。
なのに小説の舞台は、日本の奈良、平安、江戸時代だったりします。
しかも囲碁が題材。
富と名声、人情…。神話のような4つのショートストーリーから
学ぶものは大きい。
紙材は、
・カバー → ヴァンヌーボVG(ホワイト)★グロス・ニス
・帯 → ヴァンヌーボVG(スノーホワイト)★マット・ニス
・表紙 → ライトスタッフGA
・別丁扉 → アラベール(スノーホワイト)
・見返し → アラベール(スノーホワイト)
・はなぎれ → 116(伊藤信男商店)
・しおり → 28(伊藤信男商店)
碁になぞらえて、はなぎれが白黒になっているのがアクセント。
イラストは、いざわ直子さん。
(F)