2010年3月28日日曜日

柴田多鶴子「小筥携え ー俳句の旅ー」




新書判上製

・カバー ミランダ(スノーホワイト)

・帯、見返し タントセレクト(TS-5  N-9)

・表紙 ミニッツGA(ホワイト)

・化粧扉 羊皮紙(雪)



縁あって、柴田多鶴子さんの俳句エッセイ

『小筥(こばこ)携え  ー俳句の旅ー』(角川書店)の

装丁を担当させていただきました。


「海外旅行」「家族」「句材をさがす」「行事など」を

テーマにした俳句にはエッセイも添えられているので

俳句シロートのワタクシでしたが、充分楽しめました。

個人的には、家族へのあたたかい視点が

素晴らしいと思いました。


今回は用紙に、さほどしばりが無かったこともあって

カバーには「ミランダ」を選びました。

「ミランダ」は、赤・青・白の

細かなガラス加工がされており

光に反射してキラキラ光ります。


装丁は用紙の助けも借りて、イイ感じに仕上がりました。

Tさん、ありがとうございました。



最後に、『小筥携え』から一句紹介させていただきます。


声 の み を 日 お も て へ 出 し 初 音 か な


(F)