2013年2月28日木曜日

『「つらいことから逃げない」生き方』



和田秀樹=著 新講社
のブックデザインです。

「困ったこと」を人生のスパイスにする方法。
つらい時代を生き延びるこころの技術。

カバー=テイクGA-FS ※マットPP
帯  =テイクGA-FS
表紙 =マシュマロCoC
見返し=タント(Y-11)

よろしくお願いいたします。

(F)

2013年2月27日水曜日

『右翼という職業』



武 寛=著 イースト・プレス
右翼という職業』のカバー・帯デザインです。

内容の過激さゆえ大手出版社2社が刊行を
思いとどまったという、いわくつきの作品です。

──日本有数の右翼団体の元幹部が、業界の実態を
  軽妙な筆致で描いた快作ノンフィクション。


  たいていの専業右翼は得意技を持っている。
  手形を渡したらいかなるインチキ手形でも
  必ず現金に換金する「紙の魔術師」や、
  イチャモンつけることに関しては人後に落ちない名人とか、
  恐喝だったらまかせとき!なんていうカツアゲの
  スペシャリストとか、談合のプロフェッショナルとか
  みなそれぞれに十八番、オハコを持っているものなのです。
  (本文より)

↑帯なしカバー。


よろしくお願いいたします。

(F)

2013年2月22日金曜日

『梵語と漢訳で唱える般若心経・唯識三十頌・観音経』



CDブック 梵語と漢訳で唱える般若心経・
 唯識三十頌・観音経』の装丁です。

堀米博=著 横山紘一=監修 大法輪閣=刊


タイトル、著者名に使ったフォントは「花蓮華」。
楷書の中では好きなほう。



左の見返しは、ファーストヴィンテージのブルーグレー
(写真が暗いです。実際はもう少し明るい)。
この裏にCDを貼るので、若干シッカリめの四六135kg。
右は別丁扉で、ポルカレイド(ソバ)。


カバー=アラベール(ウルトラホワイト) ※グロスPP
帯  =Mr.B(スーパーホワイト)
表紙 =気包紙U(ディープラフ)
見返し=ファーストヴィンテージ(ブルーグレー)
別丁扉=ポルカレイド(ソバ)

よろしくお願いいたします。

(F)

2013年2月21日木曜日

『ネットで儲ける! 輸出ビジネス』



岩田雅彦=著 すばる舎

相棒・K崎さんからのミッションは
とにかく目立たせてほしい!強く!

というわけで蛍光イエローをつかって
こんな感じになりました。

(F)

2013年2月20日水曜日

『キャッチコピーの作り方』



堀内伸浩=著 明日香出版社

装丁です。イラストも描きました。

長く売っていきたいとのことでした。

チラシを無造作に重ねたビジュアルをバックに敷いたらどうか、
という依頼でしたが、うまくできそうもなかったので、
別の案をいくつか提出したうちのひとつです。

以前、撮影からの仕事によく関わっていたときに、
撮るカットを、カメラマンやメイクさん、
スタイリストさんたちに説明するために
描いていた絵がこんな感じでした。
つまりラフコンテですね。
うまく描こうとか、タッチがどうしたとか考えないで
一発で描きました。
(うまく描こうとしたら、うまく描けるのかといったら
 描けないんですけどね……)

はじめから、うす〜い色にしようとおもっていて、
色校はもっとうすかったんです。
「もう少し濃くして」と言われてしまいました。
あんまりうすくするつもりのイラストは
イラストレーターには頼みづらいですよね。

(F)

2013年2月13日水曜日

『シゴトクリエーター!』



池田八惠子=著(中経出版)
定価:本体1,000+税 オールカラー
ブックデザイン:Malpu Design(渡邊雄哉)

2月のとても暑かった日、
「シゴトクリエーター!」出版記念パーティに
行ってきました。

イラストレーター・池田八惠子さんの
コミック・デビュー作です。

八惠子さん、出版おめでとうございます!


「やりたい仕事がない!?」
「それなら作っちゃえ!?」
っと、自分の仕事を自分で作った
“シゴトクリエーター”9人に
彼女と編集者・えりちゃんが突撃取材します。


取材の写真をもとにしたであろう絵はマンガの流れに的確で、
挟まれるイメージのコマは、さすがイラストレーターと思わせる
メリハリの効いたカットです。

もともと絵のウマさでは定評のある池田八惠子さんが、
コマ割りで魅せる手法を手に入れたのは、
これからがまた楽しみですね。



                           ©Yaeko Ikeda

読みすすめていくと、このマンガは、
やえこ&えりちゃんの物語であることがわかります。
シゴトクリエーターさんたちのプロフィールは
マンガの中で紹介されているだけで
データはほとんどありません。

今の時代、それ以上知りたければ、
ネットで調べればいいんでしょうかね。
登場人物がみなさんソックリな似顔絵になっているのに、
それが読者に伝わらないのはちょっと残念かな。
(キャラクター化されて似顔絵の域を超えた本人は別として)

(F)