いつもお世話になっている大和書房さんが
創立50周年を迎えました。
50周年関連のデザインをいくつかお手伝いさせていただきました。
上の写真は創立記念日の7月1日に掲載された新聞全面広告。
(デザイン:小口翔平)
当日は、リーガロイヤルホテル東京で盛大な
パーティが執り行われ、招待されましたので
小口と一緒に行ってきました。
☆
全員起立していた主賓のスピーチ中のことです。
招待客の一人が気分が悪くなって、ふらついていたのでしょう。
自分の少し前だったのですが、わかりませんでした。
それにいち早く気づいたのが、齋藤孝先生です。
サッと駆け寄り、静かに身体を抱え、おしぼりや椅子を差し出す
その手際の良さは見事! で、ほとんどの人が気づかなかったのでは
ないでしょうか。会は滞りなく進んでいきました。
齋藤孝先生、オトコマエ。
☆
訳・解説の『ネイティヴ・アメリカン 聖なる言葉』他ご自身の
著作も何冊か装丁させていただいた加藤諦三先生にお会いしました。
人生の大先輩の先生が、やさしく話しかけてくださいました。
器の大きさに感じ入ってしまいました。
☆
15冊以上デザインしていると思うのですが
お会いするのは初めてでした。
他にも著名な女流作家の姿もちらほら。
その日の深夜のことです。
メールがきたので誰かと思ったら、中谷先生です。
後日返信すると、なんと5分後にはまた返信が!
さらには、郵送で著作と毛筆の直筆メッセージ・カードまで
いただいてしまいました。中谷パワーに圧倒。
中谷さん、どうもありがとうございました。
何冊か装丁もさせていただいた創業者である
大和岩雄(おおわ・いわお)会長が、
「50周年で創業者が生きているのは珍しい」
と皆を笑わせていましたが、60周年、70周年も
元気でいて欲しいものです。
大和書房のみなさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
いつものように接していただいたので
リラックスして楽しめました。
大和書房の増々のご発展をお祈りします。
そして今後とも変わらぬおつきあいを
していただけたら幸いです。
(F)